固定資産評価額
土地や建物などの不動産を購入したり、保有したりすると、固定資産税、不動産取得税、
登録免許税といった税金がかかります。この税金の額を算出する際の基準となるのが、
「固定資産評価額」です。固定資産評価額は、知事または市町村長が決定します。
1、固定資産評価額を調べる方法
(1)固定資産税「納税通知書」の「課税証明書」を確認。
毎年春頃に送られてくる固定資産税の納税通知書には、「課税明細書」という明細書も同封されているはずです。その「課税明細書」を見ると、納税額の他に、いろいろと数字が書かれていると思いますが、その中に、「価格」という欄があると思います。その「価格」に記載されている数字が、課税されている不動産の評価額になります。
(2)役所で固定資産評価証明書を手にいれる。
固定資産評価額は「課税明細書」を見れば分かりますが、相続や売買、贈与、財産分与等で不動産の名義を変える登記を申請する際は、「固定資産評価証明書」は必ず必要です。
*取得の方法
市町村役場の資産税課や市民税課等で交付を受けます。
持参するもの
・納税通知書
・所有者が個人の場合は、運転免許証、健康保険証などの身分証明書
・「所有者の相続人」が請求する場合は、所有者の相続人であることが分かる書類
具体的には、「所有者が亡くなったことが分かる戸籍謄本及び相続人の戸籍謄本」
と、相続人自身の身分証明書(運転免許証、健康保険証等)
・所有者や所有者の相続人の代理人が取りに行く場合は、委任状
※詳しくは市町村役場へお問い合わせ下さい。
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